忍者ブログ
徒然なるままに、暴走。 鉄道模型や動態保存蒸機メインですが、時々萌に走ります。
[1194] [1193] [1192] [1191] [1190] [1189] [1188] [1187] [1186] [1185] [1184]
台風一過となった今日は、日帰りで広島を訪問してきました。

今年は戦後70年の節目。
ということは、これ即ち原爆投下から70年の節目というわけで。

今回は「原爆を通じて、平和というものを学ぶ」ことを第一目的に行きました。

 
原爆ドーム。
元々は広島県物産陳列館として開館し、原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていたそうだ。
(Wikipediaより。)
現在の姿は原爆が投下された後の姿そのままで残されている。


平和記念公園内にある原爆犠牲者の慰霊碑。
勿論、私も黙祷を捧げましたよ。


平和記念資料館。
現在東館は改修中のため、本館のみ立ち入れる。
中にある資料は原爆の恐ろしさを今に伝えるものばかり。

もう一つの目的、それは「被爆電車を撮る」
 
「被爆電車」650形(モハ653)。
650形は1942年に5両が製造された、広島電鉄初の大型車。
1945年8月6日午前8時15分の原爆投下により、5両全車が被爆するものの、早い車両(モハ652)は何と8月中に復活し、悲しみに暮れる広島市民を大いに勇気付けさせたと言われている。
それ以外の車両も順次復活し、1948年までに全車復活。
その後1953年に全車低床化されるが、1967年にモハ655が事故廃車。
それ以外の4両は冷房化、ワンマン化、行先表示器大型化といった改造がなされ、性能こそ他車に劣るものの、接客サービスは他車と同等に揃えられて、現役で活躍を続ける。
2006年にモハ653とモハ654が引退し、前者は予備車として保管、後者は広島市に寄贈され、広島市交通博物館にて展示中(現在修繕中のため観覧不可)。
それ以外の2両は、現在も尚ラッシュ時や団体・貸切用として現役で活躍中。
毎年8月6日には、原爆投下時刻に原爆ドーム前駅ですれ違うダイヤが組まれる。

そして70年の節目となった今年、保管されていたモハ653を、被爆当時の塗装に復元させて復活。
8月までの期間限定かつ応募制の貸切電車として、再び広島の街を走ることとなった。

午前の部と午後の部があり、午前の部は広島駅で、午後の部は相生橋で原爆ドームをバックに撮影。

他の電車も何気なく撮影したけど、この「何気ない」ということがどんなに素晴らしいことかを、改めて実感させてくれた気がします。
「平和」だからこそ、「普通」、「何気ない」が生まれるのではないかと思います。
平和を乱すようなこと(例えば、戦争など)は絶対にやってはいけない。

P.S
昼食にお好み焼き屋へ行ったんだけど、これがまたスゴイ店だったwwww

7/27追記
モハ654が修繕と同時に被爆当時の塗装に復元されたようです。
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Twitter
私のTwitterです。適当に毒などつぶやいています。
最新TB
プロフィール
HN:
Tc205
年齢:
37
HP:
性別:
男性
誕生日:
1987/05/19
職業:
某社設計・製造
趣味:
鉄道。ゲーム、漫画
自己紹介:
ステンレス車体・界磁チョッパor界磁添加励磁制御の通勤型電車(主にJR205系と東武10030系)を支援しています。
最近は動態保存蒸機を追いかけたり、Nゲージ鉄道模型にハマっています。
時折MMD触ったりもしてます。
バーコード
ブログ内検索