今日は有り余る有休を使い、日帰りで遠州鉄道~天竜浜名湖鉄道西側を通り、浜名湖の外周を1週してきました。
前半は遠鉄で新浜松~さぎの宮(途中下車)~西鹿島へ。
30形最終編成(モハ51-クハ61)。
30形は1958年~1980年までの長きに亘り製造された、遠鉄のかつての主力。
現在は1000形・2000形の台頭で一気に数を減らしており、新製冷房車のモハ25-クハ85と、このモハ51-クハ61の2編成のみ在籍。
モハ51-クハ61以外は全て湘南スタイルの釣り掛け駆動車だが、モハ51-クハ61は後の1000形との過渡期的な存在になり、30形唯一のカルダン駆動車になる。
但し、ブレーキは1000形と違い他の30形同様の自動空気ブレーキであり、釣り掛け車との連結運転が可能。
現在定期運用はなく、1000形・2000形が検査中の代走および臨時運用のみとなっている。
1000形モハ1006-クハ1506。
1000形は2000形と並ぶ現在の遠鉄の主力で、1984年~1996年までに2連7本が投入され、現在も全編成在籍。
30形とは一線を画す直線的な車体デザインと、両開き3扉の乗降口が特徴。
主要機器はモハ51-クハ61と同等だが、電気指令式ブレーキを採用しているため、2000形との連結運転には対応しているが30形(モハ51-クハ61含む)とは連結不可能。
増備途中で台車がモハ51-クハ61と同等の台車からボルスタレスに変更されている。
余談だが、モーター音が東武お馴染みの直流直巻電動機TM-63とよく似ている。
2000形モハ2002-クハ2102。
2000形は1000形のVVVF版で、1999年~現在までに2連6本が投入され、現在も全編成在籍。
VVVFインバーターや、途中からワンハンドルマスコンを採用した以外は1000形とよく似ている。
ブレーキも1000形同様の電気指令式ブレーキのため、2000形同士以外に1000形との連結運転も頻繁に実施されている。
後半は旧国鉄二俣線こと天浜線で西鹿島~浜名湖佐久米(途中下車・昼食)~新所原という反時計回りルート。
浜名湖佐久米駅。
毎年12月~翌年3月くらいまで、多くのユリカモメがやってくるので、『ユリカモメが舞う駅』として数々のテレビでも紹介されている。
駅の向かいは浜名湖。
その上を飛び交うユリカモメ。
これを見に来たといっても過言ではない。
往路、天王寺でホームから人が転落して非常ボタンが押され、電車が遅れたので後ろ倒しも考えましたが、天竜二俣へ立ち寄るのをパスしたことから逆に前に倒れ、浮いた時間を使って豊鉄が再度撮れたのは良かったです。
そして、暑かった。
戻って来てから日本橋へ立ち寄り、パーツ購入後なんば駅に向かうと、今話題の9000系サザンが見れたのは良いオマケになりましたよ。
今度行く時は天浜線東側だな。
天竜二俣にも行きたいし。
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