今日の仕事帰り、例によって大正から市バスでなんばへ
その時に乗ったのが、
日野・ブルーリボン!!
僕にとって最も馴染みのあり、最も好むバスです
端正なスケルトン車体に、限界まで回るM10Uエンジン
そして何より、FFシフト車限定ながら変速時に奏でるあの『ツーン・カツーン』という変速音
これ程までに素晴らしいバスはないよ
というわけで、私が今までに(といっても最近だけど)撮影したブルーリボンを載せちゃいます
私が『ブルーリボン』と聞いてまず最初に思い浮かべるのが
近鉄グループ
何しろ、私の地元を走るバスが近鉄バスだから
奈良交通も近鉄グループ(けいはんなバスホールディング傘下で近鉄バスと合併済み)
これはKC-HU2MPCA改(改なのはリフトバスのため)。FF-MT
京阪グループもブルーリボンの割合は高い
京都の京阪バスや京阪京都交通では排ガス規制の関係で大阪からやってきた車も多数
U-HT2MMAA。FF-MT
京都市バスのブルーリボン
『HIMRⅡ』
『HIMR』というのは、日野自動車が生み出した、ディーゼルエンジンとモーターの両方を動力源に使うパラレルハイブリッドバス
現在で言うところのブルーリボンシティハイブリッドの発端であり、始動時や加速時にモーターの力を使ってエンジンの負担を減らし、排ガスを減らそうというもの
減速時には回生ブレーキがかかり、発生した電力は再びバッテリーに蓄えられ、次の始動・加速に用いられる
『HIMRⅡ』はエンジンが中型のレインボー用の物にターボチャージャーを付けているためルーバー位置やサウンドが普通のブルーリボンと大きく異なる
ちなみに、HIMR→ハイブリッドではAT及びロッド式MTの設定が不可能で、強制的にFFシフトとなる模様
KC-RU1JLCH『HIMRⅡ』。FF-MT
※KC-規制車は低減装置を付けない限り、初年度登録から12年か13年で大阪府流入車規制に引っ掛かる(大阪府下の発着不可)が、
『HIMR』は排ガスの排出量が少なく、無改造で規制適合車となり、無期限で大阪府下の発着が可能
ここからは私のイメージするブルーリボンとは少し離れますが、ブルーリボンなので載せておきます
2000年にモデルチェンジを果たしたブルーリボン
名前も
『日野・ブルーリボンシティ』となった
フルフラットノンステップバスで採用されたエンジンを採用しており、今までのブルーリボンとはサウンドが全く違う
正面デザインもリエッセを意識したようなものとなっているが、リアデザインには大きな変化はない
KL-HU2PREA。FF-MT
「え?これがブルーリボン??」と疑いたくなりますよね
疑って正解ですよ
「いすゞ・エルガじゃん」
と答えたくなるこの車も、何とブルーリボン
その名も
『日野・ブルーリボンⅡ』
いすゞと日野がバス製造でJ-BUSという会社を立ち上げ、路線系はハイブリッドなど一部車種を除きいすゞ側が製造(J-BUS宇都宮)して両者に販売されるという形に変更となり、エルガスタイルのブルーリボンが誕生した
デザインからサウンド・操作性など、それは丸でエルガそのもの
PK(D)G-からはヘッドライトの形状がエルガとブルーリボンⅡとで異なる形を採用(ブルーリボンⅡは一つ目)したことにより、判別が容易となった
PJ-KV234Q1。ACT-MT(トランスミッションもいすゞ式の呼称となるためFFシフトと言わない。あの音もない)