久しぶりの3連休。
今日は「日本一短い単線鉄道」こと紀州鉄道を訪問しました。
紀州鉄道は御坊-西御坊の僅か2.7kmを結ぶ鉄道で、これまた貴重な2軸レールバスが走る最後の鉄道でもあります。
これがそのレールバス。
キテツ1形のキテツ-2。
元は北条鉄道のフラワ1985形(フラワ1985-1)で、1985年富士重工製。2009年に紀州鉄道へ。
車体構造もバスそのもので、耐用年数15年程度のレールバスを実に30年走らせていることになる。
もう1両のキテツ-1は検査期限が切れており休車中で、現在はこのキテツ-2のみで運行しているという厳しい状況。
これでキテツ-2に不具合が起これば運行できなくなることから、先日信楽高原鐵道での運用を終えたSKR301が譲渡されることになった。
SKR301が運用に入れば、キテツ-2が予備車に回り、キテツ-1が廃車になると予想される。
ところで、紀州鉄道は現在でこそ営業距離2.7kmだが、26年前の1989年3月末までは0.7km長く、日高川駅という駅があった。
西御坊駅から続く線路を辿ると、歩いて10分程度で日高川駅跡に着く。
廃線跡には線路が大多数残されており、日高川駅のホームや、踏切の警報器まで残されている箇所もある。
キテツ1形が2両体制になるまで活躍した、かつての主力キハ600形(キハ603)。
1960年に新潟鉄工で製造され、大分交通耶馬渓線で活躍した後、1975年の同線廃止に伴ってキハ604と共にやってきた。
キハ604は既に解体されているが、キハ603は保存されている。
実は当初、西御坊到着後すぐ日高川まで歩き、その後すぐ引き返して西御坊から乗るか、西御坊到着後日高川に行かず、真っ直ぐ紀伊御坊まで戻るかを選択制にしたのですが、
・どちらも距離が短い
・自分の脚力を試したい
ということで、両方とも実施。
これが上手くいけました。
流石、距離が短いだけあるなと。
御坊を発ったのも早かったので、午後からは貴志川線でまた貴志まで。
たま駅長の後任ニタマ駅長(前伊太祁曾駅駅長)に会いに行きましたよ。
天候が心配でしたが、一度も雨に逢わず良かったです。
明日は昼から彦根へ行きます。
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