今日は日帰りで愛知県の東の端にある「豊鉄」こと豊橋鉄道を訪問しました。
豊橋鉄道は渥美線という郊外路線と、東田本線という市内線の両方を持っていますが、車両はそれぞれ別で、電圧も異なります。
郊外線と市内線の両方を持ち、電圧が違うそれは富山地鉄に似ています。
ダイヤ面では、渥美線は15分に1本の高頻度運転。東田本線線も7分に1本の高頻度運転であることから、伊予鉄道に近いですね。
1800系1805F。
渥美線の車両は、東急7200系を譲り受けた1800系で統一されている。
編成は3連10本だが、以下の5パターンに分けられる。
・1801F:0番台(日立製制御器)。中間車は元先頭車。
旧の電動車が2両とも火災に遭ったため、現在の電動車は部品取り車両を整備。
・1802F~1803F:0番台(日立製制御器)。中間車は元先頭車。
・1804F~1806F:0番台(日立製制御器)。中間車は純粋な中間車。
・1807F~1809F:50番台(東洋製制御器)。中間車は純粋な中間車。
・1810F:50番台(東洋製制御器)。中間車は元先頭車。
生い立ちが他の9編成と異なる(後述)。
現在は10本とも異なるカラーリングが施されている。
1800系1810F。
この編成のみ生い立ちが異なっており、モ1810(デハ7255)は部品取り車両を整備したもの。
それ以外の2両は上田電鉄に譲渡された7200系(上田デハ7251-クハ7551←東急デハ7257-クハ7551)を、2008年に再譲渡してもらったもの。
午前中に渥美線を撮り、午後は市内線で見たかった「アレ」を見ました。
モ3500形3504。
市内線の井原電停には、運動公園方面に日本一の急カーブ「R11」が存在する。
カーブを走行している時の台車の出方が半端ない。
因みに、モ3500形は元都電7000形で、狭軌化・ステップ設置・前扉の折戸化・中扉移設などの大改造を受けている。
豊鉄を訪れることを思い付いたのは昨日の夕方であり、突発過ぎてほぼ無計画な遠征になりましたが、いい経験が出来ました。
最後の最後に人身事故に遭遇するとは思わなかったけどね。
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