今日は阪神電車の撮影に行ってきました
阪神の撮影は、なんば線開業以来になるから、2年ぶり?
とりあえず、淀川と千船にて
淀川にて。8235F
連続窓風の側面形状が特徴の90年代製8000系
この8235Fは阪神・淡路大震災の爪痕を残す編成で、搬出不能で現地解体された8036、8236の代替車8336、8536が組み込まれている
8237Fと、奥に小さく山陽5000系5014F
2000系2211F
1970年登場の、日本初の力行用電機子チョッパ制御車7001型と、それに付属していた7801型・7901型7840・7940以降の車両を更新改造したもの
更新時に界磁添加励磁制御化され、回生ブレーキが掛けられるようになった
1000系の登場で廃車が進み、2207Fと共に今年中に消滅の可能性がある
『新・急行色』の第1号、9300系9501F
赤からオレンジとなり、明るみが増した
しかし、このカラーはどうも、某G球団のカラーにしか見えない
新8000系トップナンバー8211F
同時に8000系リニューアル第1号
8000系リニューアル車もGカラー化されてしまった
(だから私はMICROACEの阪神8000系を、赤胴車しか買わなかった)
阪神は、他の私鉄にはあまり類を見ない
『普通専用車』が存在する
その代表格、新5001型5013F
急行系車両の
赤(赤胴車)に対し、
青(青胴車)で識別している
この5001型、
日本最高の加減速(起動加速度4.5km/h/s!!常用最大減速度5.0km/h/s!!)を誇り、その驚異の高加減速から、航空機に倣い
『ジェットカー』の愛称で親しまれている
実際乗ってみると分かるが、起動時は何かに捕まってないとホントによろめく
(減速時は結構緩やかに止めてくれる)
1995年の阪神・淡路大震災を乗り越え、『新生・阪神』の第1号となった
『ニュー・ジェットカー』5500系5515F
カラーリングが今までの車両から一新された
起動加速度4.0km/h/s・常用最大減速度4.5km/h/sは、元来のジェットカーよりそれぞれ0.5km/h/s下げられたが、
VVVFインバーター制御の採用で高速域の伸びが大幅に向上し、
起動から80km/hまで僅か21秒で到達してしまう
5500系の新たなる仲間、5550系5551F
5500系の車体に1000系の足回り・思想を取り入れた最新車で、『看板ジェット』の愛称を持った5143Fを置き換えた
(5143Fは制御器が不調だった5139Fと5335Fだったかな?に制御器を提供。最後は不調組2本の復活に役立った)
フルカラーLEDの採用も目新しいが、最大の目玉は何と言っても、
ジェットカー史上初の制御付随車(5562Tc)が組み込まれている点
制御付随車が入っても加減速力が5500系と同じと言うから、また凄い
阪神・淡路大震災を語る上で、なくてはならない編成の一つであろう、8000系8523F
この編成は、試作車8201Fの生き残りと量産車8223Fの生き残りに、さらに代替新製車8523を組み込んだ、正に
「震災の爪痕を凝縮した編成」である
そのため大阪側3両と神戸側3両で外観が大きく異なる
8523Fの神戸側先頭車、8502
この車両は元8201で、震災復旧により方転され、さらに8202が廃車されてしまったことにより偶数向きになったことにより+301された
一応リニューアルで山陽直特対応となったが、現時点で姫路には顔を出してないと思われる
(運転台の形状が8523と異なるためだろう)
5551Fが梅田から戻って来ました
これで千船に向かいます
ちなみに、
淀川の鉄橋の真ん中辺りで90km/h出てました!!
千船にて
こちらではそれほど撮影していません
また8235Fの急行に遭遇
急行は梅田-尼崎・西宮の運転のため、一度急行運用に入ればよく遭遇する
『チョッパジェット』こと、5131型5135F
旧ジェットカー5231型の台車・モーターを譲り受けて車体・電機子チョッパ制御器を新製したもの
(そのためモーター出力が75kW。台車がコイルばね)
同じ仲間に5331型が在籍しており、5131型は東芝製電機子チョッパを、5331型は
『3』なので、三菱製電機子チョッパを装備している
5337-5338が震災による被災で、5143-5144が5551Fに置きかえられて、制御器を提供し(丸で臓器移植だなぁ)廃車となったが、それ以外は全車健在
この5131型(5331型含む)も、
日本最高の加減速(起動加速度4.5km/h/s!!常用最大減速度5.0km/h/s!!)を誇る
難波に来てくれたのと、会社から非常に近い位置にあることから、利用頻度が上がるだろう思われる阪神
そしてもう一つ、今年のタイガースは、良い位置にいられるかな?
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