今日の仕事帰りに、KATOのスハフ42(ブルー)を購入。
「あれ?ブルーのスハフ42は既に在籍しているよね?」
と疑問を持って正解です。
何故なら、今回のスハフ42は『スハフ42として使わない』から。
つまり、今日のスハフ42は『改造種車』になります。
改造内容は非常に簡単で
・車端部のキャンパス押えの削り落し
・屋根塗装変更
の2つ
車体を改造するため、床板と車体を分解
さらに屋根と車体を分離し、窓ガラスと通風器を全撤去します
車端部のキャンパス押えを、鑢で削ります。
雨どいを交換するともっと実車に近づくのですが、コストや、私自身初の完成品の改造なのでとりあえず簡単に手を付けられるところだけを改造しようとのことなので、雨どいは割愛と言うことで…。許してね
屋根はねずみ色1号で再塗装します。
同様に、車体は青15号で再塗装します。
通風器は再塗装していません(これを別のグレー系の色で再塗装してもいいかも)。
そして塗装が乾いたら再度組み立て、お馴染みとなった白熱室内照明(これにて再利用完了!!)組込とカプラーのSHINKYO化を実施。
改造後、オリジナルのスハフ42と並べてみる。
まぁ、粗い改造だコト。
性格丸出しだなぁ…。
(大丈夫大丈夫)
さて、スハフ42のキャンパス押えがなく、屋根が明るい仕様は実際にあったのかと調べてみると、これがあったんです。
形式:オハフ45
スハフ42の屋根を鋼板屋根にして雨どいを細くした車両で、スハフ42の最終ロットとして1955年に25両が製造されたそうです。
ですが全車JRになる直前までに廃車されており(だから私が現世に召喚された時には消滅済)、現存は…、2005年の時点で福井県のどこかにオハフ45 2014が放置されているのみ(これも解体されたのかな?)。
車番は、一応21世紀頭時点では現存していると言われている2014にしています。
実車は主に小浜線や舞鶴線で使用されたそうで、ドアの形状がちょっと違っていたようです。
白熱室内照明再利用の、最後の1両が改造車になるとは私自身も想像しませんでした。
ちなみに、実車ではスハフ42からオハフ45に改造された車両はないそうです(スハフ42が重過ぎたせいで計量し直してもオ級に入らなかったみたい…)。
これで旧型客車は14両になりました。
客車ばっか増えるから深刻なカマ不足になってるな…。
PR